こんにちは!今日はお菓子作りにおいて重要な役割を担っているお砂糖について。
お菓子作りでのお砂糖って「甘い」のイメージが先行してあるかと思うのですが、
実はそれ以外にも効果はいろいろあるんです。
例えば、お砂糖には保水効果があるのでお菓子をしっとりとさせてくれたり、
アミノ酸と糖が加熱されることによって結びつき起こるメイラード反応によって、茶色く香ばしい焼き色を付けてくれたり、油の酸化を抑えてくれたり…ふむふむ。
ほんで、海外のお菓子レシピなどを見ていると必ずと言っていいほどブラウンシュガーというお砂糖が出てきますよね。
ブラウンシュガーっていったい何だ?と思って調べてたのですが、日本においては定義があやふやであり、三温糖も中ざら糖も黒糖もきび糖もすべてブラウンシュガーといえるんだそう。
じゃあどのブラウンシュガーを使ったらいいのさ!と迷子の方もいらっしゃると思うのですが、
ここは扱いやすい「きび糖」をお勧めします。
ミネラルを含むきび糖特有の風味や優しい甘みがお菓子にコクを与えてくれます。
でも、せっかくなら海外のレシピに出てくる素材に近いものを使いたいなぁと思ったので
カナダに住んでいるInstagramの尊敬すべきお友達の @_degustation_ ポンちゃんに相談。
(アカウントクリックすると彼女のページに飛ぶことができますよ。)
「グラニュー糖1カップとモラセス大さじ1足したら作れるで。」と教えてもらい
さっそく取り掛かったところ、完全に向こうのブラウンシュガーになりました!(拍手)
ちなみに、アメリカのブラウンシュガーとは?
▶モラセスで茶色に色付けされたグラニュー糖のこと。モラセスの水分でしっとりしているのが特徴。アメリカンクッキー作りには欠かせないのがこのブラウンシュガー。
▶きび糖とは?
きび砂糖はさとうきびの液を煮詰めて作るため色が薄茶色をしている。さらさらとしている。
精製して作られる真っ白な白砂糖よりもカルシウムやカリウムなどのミネラルを多く含むのが特徴。
このブラウンシュガーの保存方法については、密閉容器に閉まって保存しましょう。
乾燥した環境で保存しているとお砂糖が固まてしまうのでご注意くださいね!
というわけでは、今日は簡単に作れるブラウンシュガーの作り方でした!
お菓子作りにも煮物などにも使えるので、なかなか使い切ることができないで眠っているモラセスがある方は是非♪ふふ。
EASY! Brown Sugar
Prep Time | Cook Time |
---|---|
2mins | 3mins |
Ingredients
グラニュー糖 200g
モラセス 大さじ1
Instructions
- ボウルにグラニュー糖とモラセスを入れてゴムベラを使って馴染ませたらできあがり。
Notes
密閉容器に閉まって保管。
乾燥するとブラウンシュガーは固まってしまうので注意してください。
今回はライトブラウンシュガーの作り方。
ダークブラウンシュガーを作るときは、
グラニュー糖の量はそのままでモラセスを大さじ2で!